弥勒菩薩半跏思惟像
仏像事典写真画像付き

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解説 販売
広隆寺弥勒菩薩模刻  中宮寺型弥勒菩薩模刻 醍醐寺型弥勒菩薩坐像

東洋の「考える人」


オリジナル弥勒菩薩像 瑞雲作
木曽檜材木地仕上げ・商品番号 miroku-m3

弥勒菩薩の解説

元々は 梵名マイトレーヤ、慈から生まれたものの意、慈氏菩薩ともいう。この菩薩は釈迦在世の頃の実在の人物といわれ、現在、須弥山(しゅみせん)の頂上にある兜率天で修行中であり、天人に説法している。
信仰 この仏像の信仰は中国では5世紀、朝鮮では6〜7世紀に盛んになり、日本にも弥勒菩薩像がその頃伝えられた。敏達天皇13年(548)百済から鹿深臣がこの菩薩の石像一体を持ってきたとされる「日本書紀」の記録が最初である。その後、広隆寺や中宮寺の木造や半跏思惟の銅像が多く造られた。平安時代に末法思想が盛んになるにつれ、阿弥陀如来の西方浄土信仰と同じように、未来仏来迎信仰が流行し、鎌倉時代になって多くの菩薩像が造られた。弥勒信仰とは釈迦の入滅後56億7千万年経って、次の如来になることが約束されているこの菩薩がこの世に降り、その説法を聴いて救われようとすることである。
お経 「弥勒大成仏(だいじょうぶつ)経」「弥勒下生(げしょう)成仏経」観弥勒菩薩上生兜率天経」を弥勒三部経といい、釈迦が入滅後56億7千万年経って、この弥勒様がこの世に下生(生まれる)して、龍華樹の下で成道(悟りを開き仏となる)し、三会の説法(三度法を説く)を行うとされる。この菩薩は6万年の間、釈迦の教えで救われなかった人々を悉く救済するので一生補処(ふしょ)の菩薩ともいう。

「弥勒大成仏(だいじょうぶつ)経」「弥勒下生(げしょう)成仏経」略して下生経の内容
遠い未来、人の寿命が8万際になって転輪聖王という理想の王が世を平和に治めているときこの菩薩は兜率天から下り、この世に生を受ける。その身体は光り輝き身長は人の肘の長さのが菩提樹下で悟りを得たように龍華樹の下で真理を悟る。 悟りを得たこの菩薩は、人々に教えを説き始める。最初の集まりで弥勒が教えを説くと96億の人々が真理に目覚めようとこころざし、二度目の集まりで教えを説くと94億の人々が、三度目の集まりでは92億の人々が真理に目覚めようとこころざす。この菩薩は6万年のあいだ教えを説く。
観弥勒菩薩上生兜率天経 略して上生経の内容
釈迦が教えを説いたとき、弥勒様は今から12年後亡くなり兜率天に生まれ、またこの世に生まれ変わると、真理に目覚めて仏陀になると語った。兜率天には宝石で満ちた宮殿がありそのありさまが詳しく語られる。菩薩の姿かたちも説かれ、そのさまを心に思い描くことが勧められる。この菩薩を信じ祈るなら、死後に兜率天に生まれ、この菩薩にまみえることが出来るという。
形は 当ページの半跏思惟弥勒菩薩像
当ページの半跏思惟弥勒像は右足を曲げて左膝の上に置き、頬に右手を当てて下生の日にそなえて、いかに人々を救うかという思索にふけるお姿で飛鳥時代、奈良時代に作例が多い。 作像に当たっては、当時数多く造られた金銅半跏思惟像の造形や衣紋のデザインを参考に、ややもすると形式的になりがちな衣紋を簡素化し自然に表現した現代風のオリジナル菩薩半跏思惟像です。   仏師 瑞雲
種々の弥勒像
この菩薩は未来仏であり弥勒如来とも呼ばれるので、菩薩の形には如来形と菩薩形がある。
半跏思惟像 当ページ作品、広隆寺菩薩像のように椅子に腰掛け右足を曲げて左膝の上に置き、頬に右手を当てた形
菩薩形の弥勒像
宝冠をかぶり膝の上で組んだ手に仏塔、または蓮華の上に小塔を持つもの。この小塔は弥勒菩薩のしるしで、地、水、火、風、空の五大要素を形にした五輪塔が多い。
京都醍醐寺の弥勒様は定印を組んだ手に塔を持つ。
京都金胎寺弥勒坐像は右手は施無畏印で左手に塔を持つ。
その他弥勒像には、定印を結びそこに宝塔をのせるもの、右手が与願印で左手に宝塔を乗せた蓮華を持つものなどがある。
如来形の菩薩像
この菩薩は将来、釈迦如来のあとを継いで仏となるので当来仏(とうらいぶつ)と呼ばれる。
奈良 東大寺弥勒如来坐像は右手が施無畏印で左手は地に触れているので触地印の弥勒如来と呼ばれる。
奈良 興福寺弥勒如来坐像は右手が施無畏印で左手は与願印でいずれも釈迦如来像と見分けがつかない。
布袋との関係について 七福神の一人、布袋は中国の実在の人物で大きなお腹とにこにこ顔の風貌で水墨画の題材にも使われるが、中国では弥勒菩薩の化身と考えられ今でも信仰を集めている。
功徳(ご利益)は 衆生救済・極楽往生のご利益
霊験談、ご利益話集 今昔物語から抜粋し口語訳短編に執筆しました。
お祭りする場所 お仏壇・床の間・お厨子
著名な仏像 京都 広隆寺半跏思惟像(国宝)
奈良 中宮寺半跏思惟弥像(国宝)
奈良 岡寺像(重文 銅像)
奈良 東大寺像(重文 銅像)
大阪 野中寺像(重文 金銅)
奈良 法隆寺像(重文)
門下の菩薩像 門下作半跏思惟菩薩像
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更新歴 H13/10,25スタート

弥勒菩薩像 仏像販売

仏像名 弥勒菩薩像
生産地 日本
材質 木曽檜 日本産 
制作者 日本人仏師 瑞雲
仕様 銘刻・木地仕上げ



miroku-m3
彫刻販売価格(H22年度〜)
(瑞雲作銘刻、木曽檜木地仕上げ)
寸法・極彩色・彫刻度・用材をご指定の場合はお見積もりをご利用ください。

商品番号 本体
(足裏まで)
総丈 材質 彫刻度 特別価格
miroku-m1 16.5cm 18cm 木曽檜 ★★ ¥200,000
  miroku-m2 19cm 21cm 木曽檜 ★★★ ¥280,000
miroku-m3 22cm 24cm 木曽檜 ★★★ ¥350,000
価格改定 H21 5/1

彫刻度★普及仕上げ ★★極上仕上げ ★★★最高仕上げ

お手頃価格、微笑仏のご案内
お手ごろ価格で、お仏壇の他、気軽にリビングルームや寝室に置いて、鑑賞と癒し、信仰が出来ますよう現代風にアレンジした瑞雲作オリジナルかわいい仏様です。
 弥勒菩薩像半跏思惟像 総丈12cm 広隆寺の弥勒菩薩像をシンプルにかわいいお姿お顔にアレンジしました。広隆寺の像と違っているのは左右の脇下など透かしの部分がない点です。これは、彫刻という造形技法上、力の集約効果をねらって彫刻の立体感を強調したものです。 

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弥勒菩薩の仏像体内に遺骨を入れる手元供養について

仏像の感想 と回答
仏師瑞雲さまの彫られた弥勒菩薩像を毎日眺め、心の癒しと喜びになっています。日本に最初に伝わった仏像は敏達天皇13年(548)百済から贈られた弥勒菩薩像であったと聞いています。そして、、お釈迦様が入滅後56億7千万年経って、この弥勒様がこの世に救世主として出てこられるのですね。
 ところで都立の小平霊園では200万平方メートルの公園に計10000体の遺骨を散布する計画で、この樹木葬の申込者募集をしました。この樹木葬は管理費がかからないうえに費用も13万円くらいと格段にやすいので大変な申込者の殺到で、そのうち生前申込者は30倍の倍率だったとか。ラジオのインタビューでは抽選に外れた方の残念そうなコメントが聞けました。 東京では墓地の価格が高く、また慢性的に不足しているため、このような樹木葬は今後増えるであろうと東京都建設局は見ているといっていました。
 最近は「手元供養」というのがはやってきていて、手元供養は遺骨を器に入れて家に保管して供養したり、宝石に加工して手元に残したりする方法で、この方法だと土に埋葬するわけではないので法律的に許可を取るひつようもなく今後増えるとされます。仏像の中に遺骨を入れて拝む人もいるそうですね。 ところで、私も今拝んでいる弥勒菩薩像の体内に私の死後、遺骨を入れるよう仏像に穴を開けておくことは出来ますでしょうか?もし出来れば、今から先とっても安心できます。残された家族にお墓のことで迷惑をかけることもなくなるので前向きに検討中です。横浜 男性 お客様

■回答 瑞雲 いつも私が彫刻した弥勒菩薩さまを信仰していただき嬉しい限りです。ますますのご多幸とご繁栄をお祈り致します。最近は、ペンダントに遺骨を入れて常に持ち歩く人もいると聞きました。葬儀の多様化は墓地取得の困難さ、核家族化の進展などのため益々進むことでしょう。大体、一般の墓地のようにお寺の墓地に「○○之霊」という具合に墓を建てだしたのが江戸時代のことで、「○○家の墓」といったお墓を建てるようになったのは4〜50年前つい最近からのこととされています。手元供養の出来る穴を開けておく仏像内部加工出来ます。 仏像は一代だけのものではありません。子孫の末七代まで祀られる尊いもののみならず。お墓の代用品ともなりそうな世の中です。

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