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木曽檜材は日本の木彫(国宝、重文など)に古来より使用されてきた最高の彫刻材です。かぐわしい香りがして美しく、時代が経つほど檜の良さがでてきます。縁起の良い陽木ですから一般家庭のお仏壇用、会社事務所などの守護仏などには最適です。 |
薬師如来解説
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薬師如来は、正式名は薬師瑠璃光如来。東西南北に仏国土があり東方の浄瑠璃世界の教主。西は阿弥陀如来、南は釈迦如来、北は弥勒仏が教主です。浄瑠璃世界は大地に瑠璃が敷いてあり宮殿などは七宝で出来た美しい世界と「薬師経」に説かれます。「薬師瑠璃光如来本願功徳経」に薬師如来が菩薩で修行していたとき、十二の大願を立てられました。その内容は病気を治し衣食を与えるというような現世利益の強いもので、病気平癒、衣食に恵まれる仏として人気を集めました。
薬師如来さまは大医王如来」ともいわれ「「一度でも薬師如来の名をとなえてくれる声が聞こえたら、どんな病気でも治す」とご利益を約束されています。薬師さまで親しまれる奈良 薬師寺は天武天皇9年(680)、天王が皇后の病気平癒を祈願して建てられたお寺ですね。
どのような人でもいつかは病気になりやがては他界します。食生活が豊かになって医学も進歩したので、今では餓死する人は殆どなくなりましたがストレスの増加や経済の不安定で自殺者数は毎年三万人を超えています。今の時代は適切な治療を必要とする「心の病」が増えています。
「心の病」は、ある程度はお薬やカウンセリング、良好な人間関係で治るかも知れませんが、確固とした「心のささえ、よりどころ」が必要です。薬師如来さまに体と心を守っていただくことです。この作品のお姿は左手に薬壺(やっこ)を持たれ、右手は「大丈夫ですよ、もう畏れることは無い」と安心させる施無畏印です。この仏像は奈良仏教宗派の本尊として、また宗派を問わず個人が自分の病気平癒や身体健全のために枕仏としてお祀りすることが多いようです。
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仏像販売木彫 薬師如来画像一覧
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