牛頭天王像
仏像販売木彫

仏像ドットコム・東洋仏所仏像事典(写真画像付き)サイト概要仏師瑞雲の略歴
[お問い合わせ][ お見積もり][ご注文][特定商取引法に基づく表記]

国産総手彫り木彫仏像販売

テーマページのご案内
 サイトマップ
 仏像初詣ご利益検索
 商売繁盛、金運の神仏
 携帯仏像
 アート仏像米国個展作品
 微笑仏像
 仏師 瑞雲の製作風景
 お客様の声
各種サービス
法味言上(有料)サービス
信仰上の相談(無料)サービス

開眼供養サービス 
関連ページ
修復のおすすめ
仕上げ方法と材料
厨子
今昔物語集文語体の説話を現代語訳短編霊験談に執筆

地蔵菩薩霊験記5

京の祗陀林寺(ぎだりんじ)の僧仁康(にんこう)が、疫病が流行した時、地蔵様の像を造り人々を疫病から救った話。
 
 今は昔、京の祗陀林寺に慈悲深い仁康という僧がいた。治安三年(1023)、京をはじめ全国に疫病が流行し、路上が死人で埋まるほど死ぬ人が多かった。
 その頃、仁康は夢に小僧が現れ「地蔵菩薩像を造り、その前で地蔵の功徳を褒め称えよ、しからば苦しむ人々を助けてやろう」と告げられたので、仁康はただちに四天王像も人気の大仏師、康成(こうじょう)に地蔵菩薩、地蔵様を造らせ開眼供養し、地蔵講を始めたところ、僧も俗人も男も女も皆来て結縁(仏道修行の道に入り成仏の因縁をむすぶこと)した。
 すると結縁した者は誰一人疫病にかからなかったので、この地蔵講は盛大になった。仁康は老いて臨終の時も阿弥陀如来、地蔵菩薩の名号を唱えながら眠るがごとく大往生した。
 思うに、現世、来世に渡るご利益は地蔵さまの誓いに過ぎるものはないのであるから、世の人々はいつの世も地蔵菩薩を信仰すべきである。
(今昔物語巻17の10)

木曽檜材は日本の木彫(国宝、重文など)に古来より使用されてきた最高の彫刻材です。かぐわしい香りがして美しく、時代が経つほど檜の良さがでてきます。縁起の良い陽木ですから一般家庭のお仏壇用、会社事務所などの守護仏などには最適です。

牛頭天王解説

 インド祇園精舎の守護神といわれ、京都祇園社(八坂神社)の祭神。神体はスサノウノミコト。全国の八坂神社・祇園神社・津島神社で祭られます。昔は医療技術が乏しかったので、疫病を防ぐ強い力を持つ天王に対する信仰は、平安時代末期から中世にかけて広範囲に広まっていったと考えられ、右手に斧、左手に索を持つ二臂像で牛頭を頭につける忿怒相です。

仏像販売木彫・牛頭天王画像一覧

牛頭天王
木曽檜木地
身丈10cm 総丈20cm 
¥185,000より
瑞雲作


仏師 松田瑞雲プロフィール
昭和28年 鹿児島生まれ
僧侶でありながら、仏師として活躍。全国各宗派寺院の本尊を多数製作。ニューヨークで個展を開くなど多彩に活動。

ご利用案内仏像販売木彫

■お問い合わせについて
常時お問い合わせを受け付けております。
[お問い合わせフォーム]
(〒289-1104)
千葉県八街市文違301−2074 
東洋仏所 松田 瑞雲
電話  043−444−6691  

特定商取引法に基づく表記

仏像販売に一言

  悟りを開かれたお釈迦様は、悟りの内容があまりにもすごいので人々に説くべきか否かで躊躇されていましたが、梵天勧請といって梵天の薦めもあって、まず修業時代の5人の仲間に教えを説かれました。時間はかかりましたが、この5人の弟子との集団が仏教教団のはじまりでした。この時点では仏像などまだありません、托鉢用の器しかなかったのです。
 さて、牛頭天王はインド祇園精舎の守護神仏像といわれますが、祇園精舎はどのようにしてできたのでしょう。モンスーンの影響をもろに受けるインドでは夏の三ヶ月間は雨期に入り殆どの川は蛇行しているので氾濫して交通は遮断されます。そして草木が大成長するので虫が大発生します。この雨期には安居(あんご)といって洞窟や建物にこもって外に出ないことが一番良いので、仏教以前のインドでは修養期間としてじっとしている風習が出来ていました。
 お釈迦様の教団も、この雨期には、そろそろ安居用の建物が欲しくなっていたのでした。そこへ、お釈迦様が最初に教えを広めようとされたインド北部ラージャグリハのビンビサーラ王が現れご自分の支配下であった竹林を寄進され、建てたのが竹林精舎と呼ばれる安居用の建物でした。この竹林精舎が形の整った安居の第一号でした。その後、スダッタが寄進した祇園精舎など他にも場所が増えました。安居の期間は5月15日から8月15日頃とされ、再び各地に旅に出ていきました。日本でも天武天皇13年(684)に安居がはじまっています。
 いずれにせよ、雨期を利用した修養期間は修行の上でたいへんなプラスとなったことでしょう。仏像彫刻においても同じで、私は僧侶と仏師の修業時代、夏の暑い時期は油土という粘土を使って牛頭天王ほか聖観音とか不動明王などの造形を原型作りしていました。彫刻刀は暑い夏は指から出る汗で滑ってしまいますが、粘土は影響をうけません、良い仏像の原型ができたものです。それが現在につながっています。
仏像販売木彫TOP
如来
釈迦如来
阿弥陀如来
大日如来
薬師如来
その他如来
観音
聖観音
千手観音
十一面観音
その他観音
菩薩
弥勒菩薩
地蔵菩薩
普賢菩薩
文殊菩薩
虚空蔵菩薩
勢至菩薩
妙見菩薩
四菩薩
十二支守り本尊
その他菩薩
明王
不動明王
不動三尊
愛染明王
烏枢沙摩明王
その他明王
天部
梵天帝釈天
四天王
毘沙門天
吉祥天
大黒天
三面大黒天
弁才天
恵比寿天
布袋
福禄寿/寿老人
七福神
八大龍王
三宝荒神
稲荷大明神
鬼子母神
摩利支天
七面大明神
伎芸天
牛頭天王
閻魔王と十王
仁王像
阿修羅と八部衆
その他天部
垂迹
蔵王権現
その他垂迹
偉人高僧
聖徳太子
天神像・菅原道真公
弘法大師
日蓮聖人
その他高僧

サイト概要 ご注文方法 お支払い方法
とお届け
送料について 返品・交換
について
特定商取引法に基づく表記

Copyright 2010-2040 仏像は松田瑞雲の東洋仏所 画像写真無断転用禁止