| 元々は |
勢至菩薩は梵語ではマハーストハーマ・プラープタといい「大勢至菩薩」「得大勢」ともいい、仏の智慧の光を象徴し偉大な威力を持つ意味があります。智恵の光明が強くて一切を照らし、人々を救うとされます。 |
| 勢至菩薩の経典 |
「観世音菩薩往生浄土本縁経」には、昔、インドに長邦(ちょうな)という僧がいました。長邦には早離(そうり)、速離(そくり)という二人の子があって、母が早くなくなったので継母を迎えました。しかし、飢饉の時代だったので継母は二人の子を父が留守の間に南海の孤島に置き去りにしました。二人の子は、生母の遺言「菩提心をおこしなさい」を想い出し、死後生まれ変わって苦しむ人々を救おうと百の誓願をたてて絶命しました。父の長邦は帰宅後、二人の子を探して孤島に来ましたが、既に白骨の身になっていました。兄の早離は今の観音菩薩、弟の速離は勢至菩薩、長邦は釈迦仏であったということです。 |
| 勢至菩薩像の形 |
勢至菩薩は阿弥陀如来の脇侍として観世音菩薩と三尊でまつられ、単独で祀られるのはまれです。髻を結い、その前に水瓶を付けています。軽い合掌形が一般的。瓔珞(ようらく)、腕釧(わんせん)、臂釧(ひせん)等の装身具で飾り、条帛を着けるのは観音像と同じ。
浄楽寺阿弥陀三尊では向かって左側に勢至菩薩は立ちます。京都三千院来迎型阿弥陀三尊では向かって右側に合掌して坐します。当ページ作品勢至菩薩坐像は奈良 法隆寺型で右手に蓮華を持ち左手は与願印です。 |
| ご利益(功徳) |
智慧明瞭・現世安穏、極楽往生 午年生まれ十二支守り本尊のご利益(功徳)がある。 |
| お祭りする場所 |
お仏壇・床の間・お厨子 |
著名な
勢至菩薩像紹介 |
新潟 日光寺勢至菩薩像 合掌した立像
奈良 法隆寺勢至菩薩像 当ページ坐像作品と同じく右手に蓮華を持ち左手は与願印です。 |
| 勢至菩薩リンク |
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