仏像が出来上がるまで


(1)仏像彫刻用材の準備


どんな木で彫刻するの?


材質が均一で粘りのあること、仕上がりが美しく気品のあること。
木の狂いが少なく耐久性にもすぐれていること
更に入手が容易なこと
これらの条件を満たす材料には木曽檜、樟などがあります。

木曽檜 年輪が細かく収縮が少ない。色つや、芳香が良く、現存の多くの仏像に使われています。木地仕上げ、極彩色仕上げなど最適。当仏所は木曽産の最高材を使用していますが、仏像彫刻用の良材は少なくなって価格も毎年上昇し続けています。
薫りが良く彫刻後は彫刻感立体感が優れています。大木もあるので大小一木仕上げ淡彩色仕上げにも相性が良いようです。こちらも仏像彫刻用の良材は少なくなって価格も毎年上昇し続けています。


他にはどんな木を彫りますか?


木曽松 彫りやすくて安価な材料ですが変色します。仏像彫刻の練習材に最適です。
レリーフや欄間彫刻には最適です。良質なものは仏像彫刻にも使用可。
一位 一刀彫に多く使用されます。アクが強く変色します。
一位材の豆知識 (等雲伝統木彫技術協会のページ)
白檀 輸入に頼る珍木で強い香気があります。大変貴重な材料で高価。昔から香として使用されています。小像仏像彫刻に向きます。


(2)木の乾燥

木の湿度50%位が彫刻に最適です。

(木彫仏像の仕上げ方)

(3)仕上げ例を見てみましょう。
木地仕上げの仏像彫刻
極彩色仕上げの仏像彫刻
淡彩色仕上げの仏像彫刻
金箔仕上げの仏像彫刻

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